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2025.04.17

家族で住み継ぐ「実家リノベーション」のメリット・デメリット

近年、実家をリノベーションして住み継ぐという選択が注目を集めています。家族の思い出が詰まった空間を活かしながら、新しいライフスタイルに適した住まいへと再生できる点が大きな魅力です。しかし、実家リノベーションにはメリットだけでなく、注意すべき点もあります。ここでは、その両面について解説します。

実家リノベーションのメリット

1. 愛着のある住まいを引き継げる
ご実家は、家族が長年過ごしてきた大切な場所です。リノベーションによって思い出を残しつつ、最新の設備や性能を備え、新しい住まいとして生まれ変わらせることができます。

2. 費用を抑えられることが多い
新築を建てるよりも、既存の建物を活用することでコストを抑えられるケースが多くなります。特に基礎や構造部分がしっかりしている場合は、大規模な工事をせずに済むため予算を抑えることが可能です。

実家リノベーションの注意点

1. 住宅ローンが組めないケースがある
実家が親御さん名義のままである場合、リノベーション費用の住宅ローンが組めないことがあります。また、親御さん名義のまま子世帯がリノベーションを行うと、税法上「贈与」と見なされ、贈与税が発生する可能性もあります。

2. 相続や手続きの問題
実家をリノベーションする際は、相続についても考えておくことが大切です。他にご兄弟がいらっしゃる場合はしっかりと話し合い、相続の手続きや将来的な家の扱いについて、事前に合意を得ておくことが円満な住み継ぎにつながります。

安心してリノベーションを進めるために

吉村店内創美では税理士やファイナンシャルプランナーとのネットワークを活かし、お客さまにとって最適な形でリノベーションを進められるようサポートしています。法的な手続きや資金計画についてもご相談いただけるため、安心してご実家のリノベーションに取り組んでいただけます。
また、親御さんと一緒に住む場合、将来的な介護のことも視野に入れて設計を考えることが多くなります。バリアフリー設計や生活動線の工夫など、快適に暮らせる空間づくりをご提案いたします。
ご実家のリノベーションを検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。