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2026.02

Renovation / Reform

【施工事例】造作キッチンと収納力で叶える「海と暮らす」マンションリノベ

眺望と陽当たりに恵まれたマンションの一室を、「海と暮らす」をコンセプトにリノベーション。かつて個室が並んでいたバルコニー側に大胆な間取り変更を加え、穏やかな瀬戸内海を日常に取り込むLDKへと生まれ変わりました。生活動線や収納力、家事のしやすさにも配慮し、ご夫婦がゆったりと心地よく過ごせる住まいを実現しています。

間取り・設計の工夫
今回のリノベーションの大きな特徴は、住まいの“顔”ともいえるLDKの配置を大胆に変更した点です。元は個室が並んでいた南側バルコニーに面した空間を、明るく開放的なLDKに変更。大きな掃き出し窓からは、瀬戸内海の穏やかな海景が広がり、毎日の暮らしにゆとりと癒しをもたらします。
また、限られた床面積の中で、洗濯機・物干しスペースを備えたランドリールームを新たに設け、日々の家事効率が格段にアップ。
さらに、収納スペースも大幅に強化されており、玄関の土間収納、3か所のクローゼットなど、使い勝手に配慮した収納計画が随所に反映されています。
トイレは限られたスペースながら、しっかりと収納を確保し使いやすい空間に。
日々の暮らしに“眺めの良さ”という心のゆとりを添えつつ、実用性と機能性にもこだわった、快適で無駄のない住まいへと生まれ変わりました。

デザイン・意匠の工夫
キッチンまわりは、 STI.Lが得意とする造作によって、空間全体に統一感と重厚感を持たせています。キッチン腰壁には、店舗の内装などでも人気の高い「モールテックス」というモルタル塗り材を採用。無機質でスタイリッシュな質感が、LDKの中心に存在感をもたらします。
背面のカップボードも、自社の木工所にて製作したオリジナル造作家具。空間にぴったりと収まるだけでなく、使い勝手や収納量にもこだわった仕上がりです。「家具だけお願いしたい」というご要望にも対応可能なため、造作家具に興味のある方にもぜひご覧いただきたい事例です。
そのほか、造作洗面台やアクセントとして一部に取り入れたタイル、室内ドアなども、シンプルな中にさりげない個性を添えています。素材選びと手仕事の融合によって、毎日の暮らしがちょっと楽しくなるような住空間に仕上がりました。
寝室には、腰高までの格子窓を採用。外からの視線をやさしく遮りながら、自然光をしっかり取り込める設計に。空間のアクセントとしても効果的です。
今回のリノベーションは、「海と暮らす」をテーマに、住まいの内側から心地よさを再構築した事例です。家全体をフルリノベーションする中で、キッチンや洗面、収納など生活の中心となる部分にしっかりと造作の工夫を施すことで、既存の空間に自分たちらしい暮らしやすさと美しさを加えました。
また、クローゼットや土間収納などの収納力を充実させることで、限られた空間でもすっきりとした暮らしが叶います。造作家具や左官仕上げなど、素材やディテールにこだわることで、オリジナリティと実用性を兼ね備えた住まいが実現しました。
住み慣れたマンションを、これからの暮らしにフィットする空間へと生まれ変わらせる
──そんなリノベーションの可能性が感じられる、呉市の一邸です。