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2026.07.23

夏休みがラクになる家って?家族5人でも散らかりにくい住まいの工夫

中庭とつながる開放的なLDKで家族が団らんを楽しむ住まい

夏休みは、家にいる時間が一気に増える季節です。お昼ごはん、宿題、遊び、洗濯…やることが同時多発しやすく、「気づいたらリビングが物でいっぱい」というご家庭も多いのではないでしょうか。そんな時に頼りになるのが収納ですが、実は“収納量”よりも大切なポイントがあります。

「正解の収納」を鵜呑みにしない

最近はSNSなどで「この収納が使いやすい」「収納はこれくらい必要」といった情報をよく見かけます。ただ、住まいの収納に“万人にとっての正解”はありません。家族構成や暮らし方、片づけのクセ、持ち物の量が違えば、使いやすい収納も変わります。情報を参考にしつつも、そのまま真似するのではなく、自分たちの暮らしに当てはめて考えることが大切です。

収納は「多ければ良い」ではなく「適材適所」

「収納スペースはあればあるほどいい」と思われがちですが、実際には場所が合っていないと使われなくなります。しまう場所が遠いと仮置きが増え、散らかりやすくなるからです。だからこそ、打ち合わせでは「どんな時に」「どこで」「何を」「しまいたいか」を具体的に伺います。動きに合わせて収納を置くことで、片づけが“特別な作業”ではなく“自然な流れ”になります。

可動棚とハンガーパイプを備えた大容量ウォークインクローゼット

子どもの持ち物は「リビングで管理」前提で考える

夏休みは特に、お子さまの宿題や学習の時間が増えます。自分の部屋があったとしても、実際はリビングで宿題をするケースが多く、ランドセルや学習用品がリビングに集まりがちです。年齢にもよりますが、小学校高学年くらいまでは、リビングに専用の収納場所をつくることをおすすめします。ポイントは、見せない大容量収納よりも、“戻しやすい小さな定位置”を用意することです。

みんなが片づけやすい「小さな収納」を分散させる

散らかりやすいのは、書類、小物、日用品、子どものものなど、種類が多くて使用頻度も高いものです。これらは、家族がよく使う場所の近くに収納をつくるのがおすすめです。たとえばリビングの一角に家族共有の引き出し、キッチン近くに日用品の棚、玄関まわりに学校グッズの置き場などをつくる方法です。“モノの帰る場所”を決め、それを遠くしないことが、家全体を散らかりにくくする近道です。

木製の造作カウンターと収納棚を備えたナチュラルなダイニング空間

夏休みがラクになる家は、収納を増やす家ではなく、「使う場所の近くに、戻しやすい定位置がある家」です。SNSのアイデアは参考になりますが、大切なのはご家族の暮らしに合うこと。どこで何を使い、どこに戻すのかを整理し、適材適所に収納を計画するだけで、リビングが整いやすくなります。収納を“量”ではなく“動線”から見直してみましょう。