BLOG

2026.08.20

価格高騰の時代、家づくりはどう考える?迷いをほどく3つのヒント

土地価格や建築費、住宅設備、資材価格の上昇が続くなか、「家づくりを進めても大丈夫?」「もう少し待ったほうがいい?」と迷われる方は少なくありません。確かに、以前と同じ予算で同じ家を建てることが難しくなっているのは事実です。納期が延びるケースもあり、家づくりの計画にはこれまで以上に早めの準備が求められます。
ただし、価格が落ち着くのを待てば必ず有利になるとは限りません。大切なのは、今の状況を正しく知り、ご家族にとって無理のない判断をすることです。

ヒント1|「待つリスク」も考えてみる

建築費や設備価格は、国際情勢や資材価格の影響を受けながら変動しています。中東情勢などにより一時的に価格が上がることもありますが、それとは別に、住宅に関わる費用は毎年少しずつ上昇しているのが現状です。
特に設備関係は、一度上がった価格が大きく下がることはあまりありません。「もう少し待てば安くなるかも」と考えている間に、土地や建築費、設備費がさらに上がってしまう可能性もあります。
また、住宅ローンは年齢や健康状態も関係します。今は問題なく借りられる方でも、数年後に同じ条件で借りられるとは限りません。待つことにもリスクがある、という視点を持つことが大切です。

ヒント2|まずは資金計画とライフプランを整理する

家づくりを進めるかどうか迷ったら、最初に行いたいのが資金計画です。毎月いくらなら無理なく返済できるのか、教育費や老後資金、今入っている保険まで含めて考えることで、家づくりに使える予算が見えやすくなります。
ファイナンシャルプランナーに相談すると、住宅ローンだけでなく、今後のライフプラン全体をふまえたアドバイスを受けることができます。STI.Lでも、いつもお願いしているファイナンシャルプランナーがおり、お客さまの状況に合わせてご相談いただける体制を整えています。
また、住宅ローンは金融機関によって条件が異なります。ひとつの銀行だけで判断せず、できるだけ複数の銀行に相談してみるのもおすすめです。

ヒント3|お金をかける場所・抑える場所を決める

価格高騰の時代だからこそ、すべてにお金をかけるのではなく、優先順位を決めることが大切です。
たとえば、キッチンにこだわりたい方は多いですが、リビングから手元が見えない計画であれば、キッチン本体のグレードを少し抑え、その分、腰壁やカウンターまわりを格好よく仕上げるという考え方もあります。毎日目に入る場所、暮らしの満足度に直結する場所にはしっかりこだわり、見えにくい部分や優先度の低い部分は調整する。こうしたメリハリが、予算内で満足度の高い住まいをつくるポイントです。
設備、内装、間取りの中で「ここだけは譲れない」という場所を、早めに担当者へ伝えておきましょう。

価格高騰の時代の家づくりは、「待つか、進めるか」を感覚だけで決めるのではなく、資金計画、住宅ローン、優先順位を整理しながら判断することが大切です。
新築にこだわりすぎず、リノベーションという選択肢を考えるのもひとつの方法。
リフォームやマンションリノベーションでも、プラン作成、見積もり調整、住宅ローンの手続き、管理組合への申請・承認など、思っている以上に時間がかかります。
「いつまでに引っ越したい」という期日がある場合は、早めに計画を。無理のあるマイホームはおすすめできません。だからこそ、今の暮らしとこれからの人生に合う形を、一緒に現実的に考えていきましょう。