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失敗しない中古物件選びのコツ 〜リノベ向き・不向きの見極め方〜
「中古住宅を買ってリノベーションしたい」と考える方が増えていますが、すべての物件がリノベに適しているとは限りません。理想の暮らしを実現するためには、物件の選び方がとても重要です。
新耐震基準かどうかをまずはチェック
住宅ローンを利用してリノベーションを考えている場合、「新耐震基準(1981年6月以降の建築確認)」を満たしていないと、そもそも住宅ローンを借りることが難しくなります。仮に借りられたとしても、住宅ローン控除が受けられないケースもあるため注意が必要です。中古物件を内見する際には、築年数と建築確認の時期を必ずチェックしましょう。
躯体の状態と再建築可否の確認も必須
古い住宅の場合、床下や天井裏にシロアリ被害や腐食があることも。構造部分まで傷んでいると、リノベでは済まず建て替えが必要になることもあります。また、築年数の古い物件は再建築不可の場合もあるため、将来的な資産価値や改修の自由度を考えると慎重な判断が求められます。
古民家リノベ希望の場合はどうすればいい?
「古い家を味わいある空間に変えたい、でも断熱や耐震性能はしっかり確保したい」——そのようなご希望を持つお客さまもいらっしゃいます。しかし、構造からの補強が必要な場合は費用がかさみ、場合によっては建て替え以上の金額になることもあります。ただし、元々の構造がしっかりしている家なら、梁や柱を活かしながら古民家の風合いを楽しめる家づくりが可能です。どのような空間で過ごすのが理想か、そのために予算はどのくらい割けるかを今一度整理していただき、古民家リノベの経験があるプロに相談するのが安心です。
現地確認はプロと一緒に
中古住宅の状態は、素人目ではなかなか判断が難しいもの。見た目はきれいでも、見えない部分に大きな問題を抱えているケースもあります。吉村店内創美では、リノベーションのプロと一緒に物件を見に行くことも可能。不動産業も行っているため、信頼できる物件紹介からプランニングまで、ワンストップで対応できるのが強みです。
中古物件選びからリノベーションまで一貫して相談できることで、予算と仕上がりのギャップが生まれにくく、納得感のある住まいづくりが実現します。「物件選びの段階から相談したい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。理想の暮らしへの第一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。