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見て、触れて。大阪研修で感じた“住まいの質”と“素材の力”
7月のはじめ、スタッフみんなで大阪へ研修旅行に行ってきました!
今回は「住まいの性能」や「建材の信頼性」にじっくり向き合いながら、店舗や住宅に使える最新の内装・建材の情報もキャッチ。
ふだんの仕事から一歩外へ出て、五感で学んだ2日間をレポートします。
1日目:パナソニックの工場で「見えない安心」の裏側を学ぶ
1日目に訪れたのは、パナソニックの施設。
扉や引き出しを何千回も開け閉めして検証する耐久試験や、湿度・温度をかけて素材の劣化を調べる環境試験など、実生活をリアルに想定した“裏側の努力”に圧倒されました。
私たちSTI.Lは、店舗や住宅の空間をデザインする中で、素材選びや見た目の美しさだけでなく、「長く、安心して使える」ことも大切にしています。だからこそ、こうした試験を“実際に見て体感できた”ことは、想像以上に大きな学びでした。
「やっぱり良いものには理由がある」
そんな想いを胸に、施工者としての責任も改めて実感した1日でした。
2日目:展示会で見つけた“これからの暮らし”にヒント
2日目は、「JAPAN SHOP 大阪2025」と「建築・建材展 大阪2025」へ。
空間演出のための最新建材や、五感をくすぐる内装素材がたくさん展示されており、まるで“未来の住まい”をのぞき見しているような感覚でした。
中でも私たちが注目したのは、
・表情豊かな素材の組み合わせ
・思わず触れたくなるような壁材や家具の質感
・照明による空間の見せ方
など、「住まい」×「店舗内装」両方に活かせそうなヒントがたくさん!
吉村店内創美は、一般的な住宅とは一線を画すような“ちょっと遊び心のある内装”や“店舗的な素材使い”を得意としています。だからこそ、「ただの最新設備紹介」で終わらない、“空間の質を高める提案”として、しっかりと持ち帰ってきました。
今回の大阪研修で感じたのは、「いい家」「いい空間」は、“見た目のデザイン”と“裏側の信頼性”、両方あってこそ、ということ。普段の現場や打ち合わせだけではなかなか見えないことも、こうして現地で触れてみることで、ぐっと理解が深まりました。
これからの提案にも、学んだことをしっかり活かしていきたいと思います。