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「この家、なんか好き」⋯その秘訣は“素材とディテール”にあり!

家に一歩足を踏み入れた瞬間、「なんか好きだな」と感じる空間には、共通する“空気感”があります。派手な装飾ではなく、素材の選び方や光の入り方、ちょっとした造作の工夫が、人の心をとらえる理由。吉村店内創美が手がけた住まいにも、そんな「なんか好き」の秘密が詰まっています。
空間の“主役”は、素材そのものの美しさ
吉村店内創美では、住宅の内装にも店舗設計で培った「素材で魅せるデザイン」を活かしています。


たとえば、洗面スペースに用いられたのは遊び心ある柄のタイルと、すっきりとしたグレーカウンター。照明やミラーの配置まで丁寧に設計し、単なる洗面ではなく「暮らしの一部として気分が上がる場所」に仕立てました。

また、造作のキッチンカップボードでは、節や木目の表情が豊かな無垢材を使用。背面の塗り壁とライン照明の組み合わせが、上質なレストランのような雰囲気を醸し出します。
ディテールの積み重ねが、“なんか好き”をつくる
一目で印象に残るのは、一枚板を使った引き戸の存在感。実は自社造作により、「重すぎる」というデメリットを解消しています(詳細はお問い合わせください)。

素材そのものの力を活かしたこの建具は、まさに空間の“要”。ただ目を引くだけでなく、周囲の和室や照明との調和が計算されており、家全体の印象を引き締めてくれます。

さらに、こだわりのブラケットライトと、2階のブルーのドアに取り付けられた、木製の波打つような取手。遊び心とクラフト感のあるディテールが、家への愛着を育てます。
こうしたパーツ一つひとつにこそ、設計者の想いやセンスがにじみ出るものです。
家具も照明も、“空間に合うかどうか”を第一に
吉村店内創美では、家具や照明の選定にも強みがあります。「この空間に合う家具は?」「照明の明るさは?」「素材感をどう合わせるか?」といった視点を持ち、必要に応じて造作提案も。
また、お付き合いのある関家具さんなどのデザイン性の高い家具メーカーも積極的にご提案。手頃な価格でありながら素材感やディテールに優れた家具が揃っており、既製品と造作の“間”を柔軟に選択できるのもお客さまにとって大きなメリットです。
空間の“なんか好き”は、決して偶然ではありません。タイル、木材、照明、建具、造作家具…それぞれにこだわりを持ち、家全体に通じる“空気感”を丁寧につくりあげていく。それが吉村店内創美の住まいづくりの真骨頂です。
